2025年の春、メイクアップのトレンドとして注目を集めているのが“ナチュラル美眉”。過度な描き込みではなく、あくまで自眉を生かしながら自然に整えるスタイルが、幅広い世代から支持されています。本記事では、ナチュラル美眉の魅力や準備から仕上げまでのプロセスを、株式会社IMYの視点で詳しく解説します。
今年のトレンド“ナチュラル美眉”とは
昨今、眉メイクはドラマチックな太眉やパウダリー仕上げから、より素の自分らしさを大切にする方向へシフトしています。ナチュラル美眉は「自眉を活かしつつ、整える」というバランスが肝心。以下の3つのポイントでその特徴を押さえましょう。
自然な太さとアーチ
眉は細すぎず太すぎず、ほどよいボリューム感で顔全体の印象を引き締めます。骨格や目の形に合わせて、緩やかなアーチを意識すると、目元がぱっと明るく見える効果があります。
眉尻はキツくしすぎず、毛流れに沿って自然に延ばすのがコツです。
無理なく描くことで、日常の表情にも溶け込みやすくなります。
柔らかな毛流れ
一本一本の毛を大切にし、ペンシルやブラシでふんわりと描き込むことで、立体感が生まれます。硬い線ではなく、毛先のように細やかなタッチを重ねると、まるで自眉が整ったかのような仕上がりに。
描いた後には、スクリューブラシでとかして馴染ませるとより自然です。
毛流れを生かすことが、ナチュラル感の鍵と言えます。
肌馴染みの良いカラー
髪色や肌色、瞳の色に合わせて、ブラウン系を中心にトーンを選ぶと浮かずに馴染みます。赤みが強い方はクールなオリーブグレー系、黄みが気になる方はモカブラウンやダークブラウンが◎。
あくまで自眉と一体化させるイメージで、ほんのり色を重ねるのがポイントです。
カラーチャートをよく確認して、自分に合う一色を見つけましょう。
ベースメイク前の準備
ナチュラル美眉を実現するには、肌や眉周りの下地ケアも大切です。きれいなキャンバスを作ることで、後からの描き込みが格段にしやすくなります。
眉周りのケア
洗顔後やクレンジングの際に、眉周辺の角質や汚れを優しくオフしましょう。アイブロウ専用ブラシでマッサージすると血行も促進され、眉毛自体の成長もサポートできます。
週に一度はスクラブや角質ケアアイテムを使い、清潔に保つと長期的に美しい眉を育てやすくなります。
過度な抜きすぎは避け、自然な毛量を残すことが重要です。
スキンケアとのバランス
顔全体の保湿をしっかり行うことで、アイブロウペンシルのノリが良くなります。油分が多すぎるとペンシルが滑りすぎて線がにじむことがあるので、眉周りは軽めのローションやジェルで調整しましょう。
適度な保湿と余分な皮脂のコントロールが、描きやすさと持ちのよさを両立させます。
化粧下地を眉周りに薄くなじませるのもおすすめです。
下地の使い方
部分用プライマーやペンシル専用下地を使うと、汗や皮脂に強く長持ちします。ペンシルを直接肌にのせる前に、眉全体に薄く塗布すると毛の密度が均一に見え、ラインがくっきりしすぎず自然な仕上がりに。
乾燥が気になる方は、クリームタイプの下地を毛流れに沿ってなじませましょう。
ベースを整えてから描くことが、朝の時短にもつながります。
ナチュラル美眉を描くコツ
いよいよ実際の描き方。ナチュラル感を引き立てる3つのテクニックをご紹介します。
骨格に合わせた形の活かし方
眉山の位置は、黒目の外側から目尻の中間あたりが基本。ご自身の骨格や目の高さに合わせて、ややフラットに仕上げると今どきの抜け感が生まれます。
眉頭はすっと薄く、中央から眉尻にかけて色を濃くしていくグラデーションが、おしゃれな印象を演出します。
顔の輪郭タイプ別におすすめの形を試してみてください。
ペンシル&ブラシの使い分け
極細芯のペンシルで輪郭をとり、内部はブラシでぼかしながら毛の隙間を埋める方法が王道。丁寧に一本ずつ描き足すイメージで、濃くなりすぎないよう注意を。
ペンシルのみ、パウダーのみといった単一アイテムよりも、ツールを組み合わせることで立体感が増します。
最後にコームで全体をとかして、なじませるひと手間を忘れずに。
ぼかしテクニック
ぼかし専用のスクリューブラシや綿棒を使い、ペンシルのラインを優しく広げると、硬い線が消えて柔らかな雰囲気に。眉山付近は強弱をつけながら、ナチュラルな陰影をつくります。
ペンシルのかすかな色素を生かし、ぼかし過ぎないように調整すると、自眉との一体感が生まれます。
左右のバランスを鏡で確認しながら進めることが大切です。
色選びと仕上げ
ナチュラル美眉を完成させる最後の仕上げ術と色選びのポイントをご紹介します。
自分に合う色の見つけ方
髪色や肌トーン、瞳の色に合わせて、暖色系・寒色系のブラウンを選びましょう。試し描きの際は、光の下と室内の両方で確認すると色のズレが防げます。
明るいライトブラウンは柔らかな印象に、ダークブラウンは引き締め効果が高いので、シーンやファッションに合わせて使い分けましょう。
少し色を薄く感じる程度が、肌との一体感を生みます。
眉マスカラやパウダー併用
ペンシルだけでなく、アイブロウマスカラやパウダーを重ねると、さらに立体感がアップします。マスカラは毛流れを整えると同時に色持ちを良くし、パウダーはふんわり感をプラス。
順番はパウダー→ペンシル→マスカラが基本ですが、アイテムのテクスチャーによって調整してください。
重ねすぎると不自然になるため、薄く少量ずつ重ねるのがコツです。
長時間キープのポイント
仕上げに透明タイプのスクリューブラシで軽くコーティングすると、汗や皮脂によるにじみを防げます。部分用フィックススプレーを活用するのもおすすめです。
こまめにティッシュオフして余分な皮脂を取り、眉全体を軽くブラッシングすると、日中の崩れを最小限に抑えられます。
メイク直しの回数を減らして、いつでもきれいな眉をキープしましょう。
まとめ
2025年春のトレンド“ナチュラル美眉”は、自眉を最大限に生かしながら、ほんのり整えて立体感を出すスタイルです。基本の形を押さえつつ、ペンシルとブラシを使い分け、色選びや仕上げの工夫で自分らしい眉を楽しんでください。ケアから描き方、仕上げまで丁寧に取り入れることで、毎日のメイクがさらに楽しくなるはずです。
ぜひ今回ご紹介したポイントを参考に、2025年春のトレンドを先取りしましょう。
最後に、当店おすすめのアイブロウペンシル&ブラシをぜひお試しください。極細芯で繊細なラインが描きやすく、折れにくい設計と汗・皮脂に強い処方で長時間キープ。豊富な4色展開から、あなたのナチュラル美眉にぴったりの一本をお選びいただけます。