乾燥肌は季節の変わり目だけでなく、エアコンや紫外線、ストレスなどさまざまな要因で進行します。肌表面のバリア機能が低下すると、水分が蒸散しやすくなり、かゆみや赤み、化粧ノリの悪化などのトラブルを招く恐れがあります。正しい保湿ケアを毎日の習慣にすることで、乾燥に負けないしっとり肌をキープしましょう。
基本の保湿ステップ
乾燥肌のための基本ステップは、汚れを落とす→水分を与える→美容成分を補う→潤いを閉じ込めるの４段階です。それぞれの手順を丁寧に行い、肌のバリア機能をサポートしましょう。
ステップ1：クレンジングと洗顔
肌に残ったメイクや日中の汚れをしっかり落とすことで、次に使う保湿成分の浸透を高めます。オイルやクリーム、ジェルタイプから自分の肌質に合う低刺激処方を選び、ぬるま湯で優しく洗い流しましょう。強くこすらず、泡で包み込むイメージがポイントです。
ステップ2：化粧水（ローション）
洗顔後すぐに化粧水で潤いを補給します。セラミドやヒアルロン酸、プロテオグリカンなどの保湿成分が配合されたものを選ぶと、肌の角質層がふっくら整います。コットンよりも手のひらで優しく押し込むように浸透させると、より効果的に潤いを抱え込めます。
ステップ3：美容液または美容オイル
化粧水で整えた肌に、美容成分を集中補給します。乾燥小ジワやハリ不足が気になる場合はビタミンC誘導体やレチノール配合、美白ケアにはビタミンCやプラセンタ、バリア機能サポートにはセラミドエキスを。少量ずつ丁寧に塗布して肌にしっかり届けましょう。
ステップ4：乳液・クリーム
最後に乳液やクリームで肌表面に保護膜を作り、水分を逃さないようにフタをします。植物由来のエモリエント成分やバリア成分が配合された濃厚なクリームを選ぶと、夜間の乾燥対策としても優秀です。首やデコルテまでしっかり塗り広げて。
季節別アイテム
季節によって肌が受けるストレスは異なります。春夏秋冬それぞれのポイントとともに、IMYのアイテムをご紹介します。
春のおすすめ
花粉や大気中の微粒子で肌が敏感になりやすい春は、バリア機能を整えるアイテムが必須です。IMY セラミドモイスチャーローションは、セラミドを高配合し、肌表面の潤いをキープしながら柔らかく整えます。マスクによる摩擦で乾燥が気になるときは、カモミールエキス配合クリームでやさしくケアを。
夏のおすすめ
強い紫外線と冷房による乾燥が同時に襲う夏は、軽やかなテクスチャーが◎。IMY ウォーターシールドジェルは、みずみずしくベタつかずに保湿し、紫外線ダメージ後の肌にもなじみやすい処方です。外出後やSOSケアには、鎮静成分配合のジェルシートマスクで集中ケアを。
秋のおすすめ
気温と湿度が一気に低下する秋は、水分と油分のバランスが大切。プラセンタエキス配合の美容液で、乾燥小ジワやくすみ対策を行いましょう。週に１～２回の保湿シートマスクで角質層に水分をチャージすると、肌のキメが整いメイクのりもアップします。
冬のおすすめ
乾燥のピークを迎える冬は、ディープモイスチャークリームのような高保湿クリームと美容オイルの併用がおすすめです。入浴後すぐに使用すると、肌の乾燥を最小限に抑えられます。また、バリア成分配合マスクで週末のスペシャルケアを取り入れると、翌朝までしっとり感が持続します。
日常生活の保湿ポイント
スキンケアだけでなく、生活習慣の見直しも乾燥肌対策には欠かせません。内外両面からのアプローチで、潤い続く肌を目指しましょう。
こまめな水分補給
体内の水分が不足すると、肌にも乾燥が現れます。１日1.5～2リットルを目安に、常温の水やノンカフェインのお茶でこまめに水分補給を。加湿器で室内湿度を50～60％に保つことも、肌のうるおい維持に効果的です。
食事での栄養サポート
良質な脂質や抗酸化作用のあるビタミン類は、皮脂膜や細胞の健康維持に貢献します。青魚、ナッツ、アボカド、緑黄色野菜、大豆製品などをバランスよく摂取し、必要に応じてコラーゲンペプチドやビタミンサプリをプラスしましょう。
生活リズムの見直し
質の良い睡眠やストレス管理は、肌のターンオーバーを正常化します。就寝前のスマホやパソコンを控え、深呼吸やストレッチ、アロマテラピーなど、心身をリラックスさせる習慣を取り入れると、翌朝の肌に差が出ます。
まとめ
乾燥肌はスキンケアの基本ステップと生活習慣の見直しで大きく改善します。季節に合わせたアイテム選びと、保湿ケアで、いつでもしっとりとした健やかな肌を目指しましょう。
