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垢抜けナチュラルメイクのすべて – メイクアップアーティストが教える技術と失敗しない色選び

日本で注目を集める「垢抜けナチュラルメイク」とは、無理なく素肌感を引き立てつつも洗練された印象を与えるメイク術です。自然な美しさを活かしながら、どんな場面でも好感度の高い仕上がりを目指します。

目次

ベースメイクの基礎

肌を整えるベースメイクは全体の印象を左右する要です。過剰なカバーではなく、素肌のテクスチャを生かしながら均一感を出すことがポイントになります。

スキンケアで土台を整える

まずは肌のコンディションを整えることから始めましょう。化粧水や乳液で潤いを与え、乾燥や皮脂浮きの原因を抑えることがベースメイクの持ちを左右します。

洗顔後はすぐに保湿を行い、肌表面の水分と油分のバランスを整えます。目元や口元など乾燥しやすい部分には重ね付けを意識すると◎。

余分な皮脂はティッシュやあぶらとり紙で軽く押さえる程度に留め、つるんとした肌質感を生かしましょう。

下地の役割を理解する

下地は肌の凹凸を整え、ファンデーションをなめらかにのせる役割があります。色補正や毛穴カバー効果のあるものを選ぶと、より自然に仕上がります。

ブルー系やグリーン系のコントロールカラーを部分使いすると、くすみや赤みを優しく補正できます。鏡を見ながら気になる部分だけに置くのがコツです。

ウォータープルーフタイプの下地を使えば汗や皮脂に強く、一日中くずれにくいベースを作ることができます。

ファンデーションの選び方と塗り方

リキッド、クリーム、パウダーなどファンデーションの質感は様々ですが、ナチュラルメイクには軽いテクスチャが向いています。素肌感を残しつつ、薄くムラなく塗ることが大切です。

指、スポンジ、ブラシなど塗布方法を変えると肌質感が変わります。指は温かみがあり自然、ブラシは均一、スポンジは密着感が得られるので使い分けもおすすめ。

気になる部分だけ重ねづけし、顔全体は薄づきで仕上げると抜け感のあるベースが完成します。

アイメイクのポイント

自然光の中で、鏡の前で自分の顔を触れている女性の横顔。背景にはスキンケア製品が並んでいる。

ナチュラルメイクの印象を大きく左右するのがアイメイクです。派手になりすぎず、目元をパッと明るく見せるテクニックをご紹介します。

ナチュラルブロウの描き方

眉は顔のフレームとも呼ばれ、バランスがとても重要です。細すぎず太すぎず、眉山から眉尻へかけて自然に調和させるのがポイント。

おすすめはGratia Eyebrow Pencil & Brush。芯が折れにくく、軽いタッチで自然なラインが描けるので初心者にも扱いやすいアイテムです。

明るいライトブラウンからダークブラウンまで4色展開。肌馴染みの良い色を選ぶことで、違和感なく垢抜け眉が完成します。

アイシャドウの色選び

ベージュやブラウン系のワントーンでまとめると、どんな肌色やシーンにも合わせやすく失敗がありません。くすみピンクやショコラブラウンなど、肌なじみを意識しましょう。

まぶたのくぼみに影を入れるようにブラシでのせ、指先でぼかすと立体感がアップします。ツヤ感を出したいときは中央にパールシャドウを軽く重ねて。

ぼかし過ぎずにライン感を残すことで、目元に程よいメリハリが生まれます。

アイライナーとマスカラの使い分け

アイライナーはペンシルタイプがおすすめ。まつ毛とまつ毛の間を埋めるように細く描くと自然に目力がアップします。

マスカラはロングタイプでまつ毛を伸ばしながら、ダマを防ぐコーム付きを選ぶとナチュラルにセパレートできます。

ブラシを縦にして根元に入れると、短いまつ毛もキャッチしやすくなります。下まつげは軽く1回塗りで抜け感を出すのがコツです。

チーク&リップで血色感をプラス

顔色を明るく見せるためには、チークとリップの色選びが肝心です。濃すぎず薄すぎない絶妙なバランスを目指しましょう。

チークの入れ方

頬骨の高い位置に、ほんのりと色づきを与えるのがナチュラル流。円を描くようにふんわりとぼかします。

クリーム状チークは肌に密着しやすいので、指でトントンとのせてから薄く延ばすと馴染みがよくなります。

血色が足りないと感じたら、ほおの高い位置からフェイスラインに向かってやや下方向へスライドさせると自然です。

リップカラー選び

リップはマットよりもツヤ感のあるテクスチャを選ぶと、ナチュラルに見えて健康的な印象になります。

ピンクベージュやコーラルピンクなど、肌なじみの良いカラーが万能。顔全体のトーンバランスを見ながら色を決めましょう。

リップブラシで輪郭をぼかしつつ、中心部分に重ねてグラデーションを作ると柔らかい印象に仕上がります。

ティントやグロスの使い分け

しっかり色を長持ちさせたい日はティントを、軽やかなツヤ感を演出したい日はグロスを重ねると効果的です。

ティントは唇全体に薄く伸ばし、乾いたら軽くティッシュオフしてから重ねづけ。ムラを防ぎつつ発色が持続します。

グロスはリップ中央部分に少量をオン。光を集めてぷっくり見せることで、顔全体がパッと明るく見えます。

仕上げテクニック

鏡を見つめながら頬を指さしている女性の写真。背景はぼんやりとした緑の景色。

最後のひと手間で、メイクの持ちや完成度は格段にアップします。崩れにくく、透明感のある仕上がりを目指しましょう。

ハイライトとシェーディング

ハイライトはTゾーンや頬骨の高い位置に軽くのせて、自然なツヤを演出します。パール感が強すぎないものを選ぶと浮きません。

シェーディングはフェイスラインや鼻筋の両サイドに薄く入れ、影を演出する程度に留めるのが自然な仕上がりのコツです。

眉下や唇上にもハイライトを忍ばせると、目元と口元がより明るく引き立ちます。

フェイスパウダーでキープ

仕上げにフェイスパウダーを軽くはたくと、余分なテカリを抑えながらツヤを残せます。ブラシやパフを使い分けましょう。

Tゾーンや毛穴が気になる部分だけにポイント使いし、ほお骨やあごはあえて残すと自然なツヤ肌感が残ります。

長時間の外出時はポーチにミニサイズを忍ばせ、崩れたら重ねてなじませると安心です。

フィニッシュミストで密着力アップ

メイクの最後にフィニッシュミストをひと吹きすると、粉感がなくなり肌に溶け込むような仕上がりに。

乾燥対策やストロボ撮影時の白浮き防止にも役立ち、メイクの持ちも飛躍的に向上します。

微細な粒子を選び、目を閉じて30cmほど離して均一に吹きかけましょう。

メイクツール選びのコツ

メイクの仕上がりはツール選びにも大きく左右されます。自分の使いやすいものを揃え、清潔に保つことが大切です。

ブラシの種類と使い分け

フェイスブラシ、アイシャドウブラシ、チークブラシなど、用途に合わせた形状があります。それぞれの特徴を理解し、使い分けることでムラなく仕上げることができます。

ブラシ毛質はナイロンや天然毛など素材によって肌触りや発色の乗り方が変わります。初めは全体的に扱いやすいナイロン毛を揃えると安心です。

毛先の形状や硬さで仕上がりが変化。ぼかしやすいフラットブラシ、狙った範囲にのせやすい小型ブラシなどを使い分けましょう。

スポンジやパフのメリット

スポンジは密着力を高め、素肌感を残しつつ肌にファンデーションをなじませます。水で濡らして使うとさらにしっとりした仕上がりに。

洗って何度も使えるタイプと、使い捨てパフの併用で衛生面にも配慮。汚れが気になったらこまめに交換することが大切です。

フェイスパウダーやチークをのせるときは、パフは軽く押さえるように、スポンジはトントンとタッピングしながらのせましょう。

メンテナンスと清潔を保つ方法

ブラシやスポンジは定期的に専用クリーナーや中性洗剤で洗い、ぬるま湯ですすいで風通しの良い場所で乾かします。

週に一度のクリーニングが理想的。汚れや雑菌がたまると肌トラブルの原因になるため、清潔な状態を保つことが美しい仕上がりに繋がります。

収納はホコリを防ぐためにブラシホルダーやケースに立てて保管。キャップ付きのアイテムは必ず閉めておくと安心です。

失敗しない色選びのコツ

ナチュラルメイクを成功させるには、パーツごとの色バランスが大切です。似合う色を見つけるためのポイントをまとめました。

肌トーンの見極め方

まずは自分の肌色をウォーム(黄み)系かクール(青み)系か判別しましょう。手首の血管の色や日焼け跡の色が参考になります。

黄みが強い人はベージュ系、青みが強い人はローズ系をベースにすると失敗しにくくなります。

店頭で塗布テストをするときは、太陽光の下で色味を確認するのがおすすめです。

パーソナルカラーを活用する

パーソナルカラー診断を受けると、自分にふさわしい色相や明度がわかります。シーズンごとの特徴をメイクに取り入れましょう。

春・秋タイプは温かみのあるオレンジやコーラル、夏・冬タイプはローズやピンク紫系が得意です。

手持ちのコスメを並べしっくりくる色を選び、苦手な色はポイント使いにとどめると安全です。

季節やシーンに合わせて調整

季節やTPOに合わせて色味を変えることで、より垢抜け感がアップします。春は明るいピーチ、夏は涼しげなシアーブルー、秋は深みのあるブラウン系など。

オフィスでは控えめに、デートやイベントではやや華やかに色を足すことでメリハリが生まれます。

撮影やライティングの違いにも対応できるよう、事前に軽く試し塗りをしておくと安心です。

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